今なら料金半額! 県内唯一の屋内施設でボルダリングやスケボーを楽しもう
いま話題の五輪種目など3つのスポーツを体験
こんにちは、岳温泉観光協会です!
梅雨のこの時期、雨だと外で遊べなくて残念…と思っている方も多いかもしれませんね。そんな方におすすめの施設が岳温泉にあるんですよ。それがこちら、『スカイピアあだたらアクティブパーク(SAAP)』です!
岳温泉街から車で5分ほどの場所にあるSAAPは、2018年4月にオープンした屋内スポーツ施設。天候を気にせず遊べるのはもちろん、「スポーツクライミング」「スケートボード」「スラックライン」という3つのスポーツを体験できることが特徴です。こうした施設は全国でも珍しく、福島県内ではここだけなんですよ。
スポーツクライミングとスケートボードは2020年東京オリンピックの正式種目に採用されたことでも注目されていますよね。話題のスポーツをオリンピック前にぜひ体験してみたい! ということで岳温泉観光協会のメイ(上写真中央)、ダイキ(同左)、リョウ(同右)の3人がSAAPに行ってきました!
館内に入って右手にあるカウンターにはスケートボードのデッキ(板)が貼ってあります。かっこいいですね。
受付はパーク内で行います。1種目だけ利用することもできますが、全部やってみたい!と好奇心旺盛な3人が選んだのは「3種目体験」。体験前にスタッフが各種目のポイントや注意事項を教えてくれるので初心者でも安心です♪
ちなみに館内に入って左手にはウェアやスポーツ用品が並ぶショップがあるので、こちらもチェックしてみてくださいね。
同じ色のホールドだけを使って壁を登る「ボルダリング」
3種目体験、まずは筋力・筋持久力とテクニック、そして各課題を攻略するための判断力が必要とされる「スポーツクライミング」に挑戦します。クライミング専用シューズをレンタルしてパークに足を踏み入れると、右手にカラフルなホールド(手や足をかける突起物)が設置された白い壁がそそり立っていて目を奪われます。高い…。しかも垂直どころか出っ張っていたりもするんですけど…。これを登るのか…。
ちょっと心配になりましたが、スタッフの丹野瑞希さんが基本的なことから説明してくれて不安が吹き飛びます。「スポーツクライミングは3つの競技に分かれています。右側が『リード』という競技で、2人1組で行います。真ん中が『ボルダリング』で、手も足も同じ色のホールドだけを使って登っていきます。左側が『スピード』。一番上の黒い四角がゴールで、どれだけ速く行けるかを競います」
リードは経験者しかできないので、今回はボルダリングとスピードを体験します。まずはボルダリングです。丹野さんがルールやポイント、注意事項を丁寧に教えてくれます。
ボルダリングの壁の高さは4m。色とりどりのホールドの横に難易度を表す1から10までの数字が書いてあります。10が一番簡単で、数字が小さくなるほど難しくなるのだそう。数字の近くにあるアルファベットの「S」がスタート地点、壁の上部にある「G」がゴール地点です。
「S」を両手で持ち、同じ色のホールドに足をかけるのがスタートの形。丹野さんがお手本を見せてくれます。
いよいよボルダリング体験開始です。以前一度だけボルダリングに挑戦したことがあるというメイ、難易度10に挑みます。「こっちの足をどこに置けばいいのかわからない~!」と悲鳴をあげながらもなんとかゴールできました。
岳温泉観光協会のアクティビティ担当、リョウは難易度8に挑戦。ボルダリング初体験ですが、「筋力がやばい!」と言いつつ難なくゴールできてこのドヤ顔です(笑)。
一方、涼しい顔でスイスイ登っていたのが登山大好き“山ボーイ”のダイキ。ボルダリングは初めてですが、ロッククライミング経験者というだけあり、さすがの登りっぷりで難易度6までクリアできました。
壁の上のゴールにたどり着く速さを競う「スピード」
続いてダイキとリョウが「スピード」に挑戦します。ハーネスをつけて壁を登り、ゴールまでの速さを競う競技ですが、こちらの壁の高さはなんと11m。めっちゃ高い…。
下に降りる練習をしてからダイキがチャレンジ。正式には赤のホールドだけを使って登っていくそうですが、今回は短い間隔で配置されている青と黒のホールドのお試しコースを使います。
最後は赤のホールドも使いましたが、さすが山ボーイ、1分30秒ほどで黒い四角にタッチしてゴールすることができました。
続いてリョウが挑戦するも、半分ほど登ったところで「これ、めっちゃ筋力いりますよ。いやー、キツイ。降りまーす!」とギブアップ。それでも初めてにしては十分がんばりました。
最後にもう一度ダイキが挑戦。2回目とあって先ほどよりスムーズに登り、今度は40秒ほどでゴールできました。すごい!
「正式な競技では高さ15mの壁を男子だと5秒台、女子でも7秒台で登ります」と丹野さん。実際に体験してみると、アスリートのすごさがわかりますね。
バランス感覚や体幹が鍛えられる「スラックライン」
次の体験種目は、幅5cmのベルト状のラインの上を歩いたり、ジャンプや回転、様々なポーズなどの技を行う「スラックライン」。全員初めてなので、高さ30cm×長さ4m、高さ50cm×長さ3mのラインを歩くことに挑戦します。足元は自前の運動靴か裸足でOKです。
歩くだけというと簡単そうですが、バランスを取るのがなかなか難しい。最初は2、3歩進むのがやっとで、すぐに落ちてしまいます。
「スラックラインは姿勢と目線が重要です。姿勢をできるだけまっすぐにして、目線はゴールのあたりを見るようにしてください」。丹野さんのアドバイスもあり、しだいにみんな最後まで歩けるようになってきました。コツをつかむと楽しくなってきます♪
スラックラインはバランス感覚や体幹、集中力を鍛えることができるため、さまざまなスポーツのトレーニングにも活用されているそう。遊び感覚で楽しみながらトレーニングできるのがうれしいですね。
フラットな床での滑走に挑戦「スケートボード」
最後の体験種目は「スケートボード」。SAAPのパークには街なかにあるような階段や手すりなどをイメージしたストリートセクションと、ハーフパイプのような高さ3m30cmのバーチカルセクションが常設されています。
3種目の中では最も馴染み深いスポーツですが、3人とも初体験。膝と肘にプロテクターをつけて、いざチャレンジです!
丹野さんからデッキの前(ノーズ)と後ろ(テール)の見分け方、足の置き方、乗り方などを教わり、パーク中央のフラットな床を使って練習に入ります。
「狭いとコケるので、後ろ足は必ず広く置くようにしてください。後ろ足を乗せたら、前足の向きを変えて45度くらいにしてください」。丹野さんのアドバイスに従って練習する3人。男子2人はすぐにスムーズに乗りこなせるようになります。
「スケボーはハードルが高そう。乗れないかも…」と心配していたメイもこのとおり、ちゃんと乗って進めてます! 「乗れただけでうれしい! 丹野さんのご指導のおかげですね」と大喜びでした。
9月末まで料金半額の「オリンピックキャンペーン」実施中♪
3種目体験を終えたところで3人に感想を聞いてみたところ、三者三様の答えが返ってきました。
メイ「最初にレクチャーがあるので、初心者でも安心して楽しめました。一番楽しかったのはスラックライン! 3種目の中では一番恐怖心を感じず、とっかかりやすい競技でした。知名度的には低くて知らない方が多いかもしれませんが、SAAPに来てぜひ体験してもらいたいですね」
ダイキ「自分はスポーツクライミングが一番楽しかったです。ボルダリングはレベル分けがされていて、小さい子でも行けるレベルもあるし、玄人が行けるレベルもある。いろんな人が楽しめると思いました」
リョウ「僕はスケートボードが一番楽しかったですね。レクチャーで丁寧に乗り方とかを教えてくださったので、初めてでもとっかりやすかったです。乗れるようになったら名探偵コナンみたいで(笑)爽快な感じがありました。次はスロープに挑戦したいです!」
最後にSAAP副店長の佐藤奈美さん(下写真右から2人目)にスポーツクライミング、スケートボード、スラックラインの魅力を改めて教えていただきました。
「SAAPで体験できる3種目は全部バランススポーツで、野球、サッカー、ゴルフなど他のスポーツにも通じるものがあるんです。バランスを鍛えると足腰が強くなるし、身体の芯、体幹も強くなります。だからスポーツももちろんですが、日常生活を送るうえでも自分のためになるんですよ。どれも年齢に関係なく、どなたでもやっていただけるものだと思います」
実際、3歳くらいのお子さんから年配の方まで幅広い年齢層のお客さんが訪れるそう(お子さんの場合は親御さんの付き添いが必要です)。もしかしたら将来、SAAPで練習した子どもたちの中からオリンピックに出場するアスリートが誕生するかもしれませんね。
9月30日までは利用料金とレンタル品料金が半額になる「オリンピックキャンペーン」を実施中です。今回ご紹介した「3種目体験」は通常大人税込3,000円ですが、今なら税込1,500円で楽しめますよ。クライミングシューズ、スケートボードのデッキ、プロテクターなどのレンタル料金は別途必要ですが、そちらも半額です♪ この機会にぜひSAAPでオリンピック競技のスケートボードとスポーツクライミング、そしてスラックラインを体験してみてくださいね。
スカイピアあだたらアクティブパーク
住所:福島県二本松市上葉木坂2番地3
電話:0243-24-5066
営業時間:平日13:00~21:00、土曜・日曜・祝日11:00~19:00
定休日:毎週水曜日(イベントや大会、設備点検のため特別休館、または貸切となる場合
あり)
駐車場:500台
ウェブサイト https://skypia-adatara-activepark.jp