single-column

旅の土産に日本酒はいかが? 地元の酒屋が選ぶ、喜ばれる地酒

<岳温泉 x JICA二本松特別企画>としてお届けする、ふらっとよりみちコラム。

JICA二本松とは、青年海外協力隊として途上国に派遣される隊員たちが、派遣前に語学を中心とした厳しい訓練を受けるトレーニングセンターです。ここで訓練を受けた候補生は、主にアフリカやアジア、中米に派遣され、2年間、途上国発展のために活動を行います。

日本中からさまざまな知識や経験をもった候補生が集まることから地域を活性化させる「地域実践」という課外授業も行っており、取材班として岳温泉観光協会とコラボしていただきました!

知られざる名店、そして魅力がいっぱいの岳温泉を、候補生独自の目線からテーマ別でご紹介します。

取材班の3人

今回は、お酒好きの方にも喜ばれる「二本松の地酒」を紹介していきます。

福島県は、その豊かな自然により、古くから酒どころとして栄えてきました。全国新酒鑑評会において県別金賞受賞銘柄数で全国初の6年連続第1位となり、その評判は高く、二本松でも複数の蔵元が金賞を受賞するなど、実績と人気を兼ね備えたお酒がそろっています。

旨い酒を造るには、美味しい米と良質な水が条件だと言われます。米作りが盛んに行われている東北は、その収穫量が全国の27%を占め、特に二本松は百名山の一つである安達太良山の良質で豊富な湧き水をふんだんに使っていることから、自然そのものの味わいや香りを楽しむことができます。

二本松が誇るそれらの地酒をズラリとラインナップする岳温泉ヒマラヤ大通り沿いの地酒・名産品店「阿部商店」に取材へご協力いただき、「これは!」というオススメの逸品を選んでいただきました。地酒に精通するスタッフが絶賛する銘酒ぞろいです。

ぜひお試しあれ!

店内には、豊富な銘酒がズラリと並びます。

まずは、檜物屋酒造の「千功成(せんこうなり) 吟醸」。

こちらのお酒は甘口なのが特徴で、原料や製法にこだわり、基本的に地元でしかお目にかかれないプレミアムな逸品。
ぜひお土産にどうぞ!

次に、奥の松酒造の「奥の松 あだたら吟醸」。

こちらのお酒はIWC2018サケ部門でなんと世界第1位に輝き、2018年度「チャンピオン・サケ」でも優秀賞を受賞されたもの。「毎晩飲める吟醸酒」を目指したお酒で、ひとクラス上の美味しさをお手頃価格で提供したいとの蔵元の想いが込められています。

そしてこちらは、同じく奥の松酒造の「奥の松 春のしぼりたて(生貯蔵酒)」ですが、春にしか味わえない春季限定品。大寒から立春までの一年のうちで最も寒い季節に仕込まれた、春を迎える縁起の酒となっています。

続いて大七酒造の「大七純米生酛(きもと)」。

こちらのお酒は「地酒大show」でプラチナ賞(第1位)を3回受賞し、殿堂入りも果たしています。豊かなコクと旨味、酸味が完全に溶け合い後味のキレも抜群だそうです。

 

二本松にはもう一つ、「ゴールド人気 純米大吟醸」などで知られる人気酒造という蔵元もあり、上記と併せ、この4つの蔵元のすべてが国内外で数々の賞を受賞しています。

安達太良山の名水仕込みの地酒を、ぜひ楽しんでください!

 

店舗情報
「阿部商店」
住所:福島県二本松市岳温泉1-100
Tel:0243-24-2613

シェアしてくんちぇ