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布引風の高原でひまわり畑と巨大風車のコラボを満喫♪

 

夏の花といえばひまわり。鮮やかな黄色の大輪の花は見ているだけで元気が出ますよね。そこで今回のあだたらコラムでは、南あだたらエリアにある「布引(ぬのびき)風の高原」のひまわり畑をご紹介します!

 

 

布引風の高原は、猪苗代湖の南側に位置する郡山市湖南町にあります。標高は約1,000m。会津布引山の山頂部分を開墾によって拓いた台地状のなだらかな高原で、眼下に猪苗代湖や磐梯山を一望できます。

 

 

布引風の高原の最大の特徴は、なんといっても風車があること! この地には2007年に営業運転を開始した郡山布引高原風力発電所があり、33基もの巨大風車が立ち並んでいる国内最大級のウインドファームなんです。「風の高原」の名前はここから来ているんですね。

 

羽の先端まで入れると高さ約100mにもなる巨大な風車が林立する風景は壮観のひと言。これだけでも十分絵になりますが、夏になると風車を背景にひまわり畑が広がり、絶景度がさらにアップします。風車とひまわりのコラボなんて、なかなか見ることができないですよね。SNS映えする写真を撮影できること請け合いです♪

 

 

もともと布引高原では、冷涼な気候を生かして大根やキャベツ、そばなどの栽培が盛んに行われていました。今でも「布引大根(布引高原大根)」は郡山市の特産品として知られています。

 

が、近年は農家の方の高齢化などにより農業の担い手不足が進行。遊休農地を活用しようと、地元の農業生産組合が花を植え始めたのがこのひまわり畑の始まりです。今では約9ヘクタールの敷地に約20万本が咲く福島県内有数のひまわり畑となり、花の時期にはたくさんの人が訪れる人気観光スポットになっています。

 

 

標高が高いので、ひまわりの開花は8月中旬~9月上旬と遅め。一番の見頃は例年8月下旬です。残暑が厳しい時期ですが、高原に吹く風はさわやか。大地を埋め尽くす黄色い花の絨毯、涼風を受けてゆっくり回る巨大な風車、眼下には青空を映す猪苗代湖。その素晴らしいロケーションは、見ていて飽きることがありません。広々とした高原をのんびり散策しながら、ひまわりと風車が織り成す絶景を満喫しましょう。

 

 

お盆を過ぎると、高原には一足早く秋の気配が漂ってきます。8月下旬からはコスモスも咲き始め、ひまわりと合わせて可憐な花を楽しめますよ。こちらの見頃は例年10月中旬頃まで続きます。

 

 

高原の風に揺れるススキとひまわりの共演もあちこちで見られるほか、周辺にはキャベツ畑なども広がっています。布引大根やキャベツなど採れたての地元産野菜が並ぶ売店もあるので、お土産に買って帰るのもおすすめですよ。なお、売店は土曜・日曜・祝日を中心に不定期で営業しています。

 

 

布引風の高原では夏のひまわり、秋のコスモスのほか、5月上旬~6月上旬に菜の花が楽しめます(12月~4月下旬は積雪のため閉鎖)。アクセスは、磐越自動車道・猪苗代磐梯高原インターチェンジから車で1時間弱。高原に近づくとくねくねとしたカーブが続く急な山道を通ることになるので、マイカーの方は安全運転でお出かけくださいね。山道をのぼりきった先には、風車&花畑の絶景が待っていますよ!

 

スポット情報
布引風の高原
住所:郡山市湖南町赤津字馬頭原
電話番号:024-983-2117(湖南町観光協会)
駐車場:あり
ホームページ:http://www.do-fukushima.or.jp/shoukoukai/konan/

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